DoWは素晴らしいゲームと思いますが、やはり20年前のゲームであって、かなり古いものです。DE版でシステム的には改善されるでしょうが、その長い期間の間に大元のWarhammer 40,000の設定は改定されたり、深堀りされたり時代も進んでいます。海外では小説なども発行されて物語に深みを与えています。
単純にゲームを楽しむだけであれば関係ない話になってしまうのですが、世界観を元にユニットやゲーム自体デザインされていることを考えると、それらの設定は知っておくと、より楽しくやりがいのあるものとなります。そして、それは罠でありGames Workshopというミニチュアゲームメーカーが積極的にPCへ版権を渡している理由であると考えています。
そして罠にかかりました。従来ネットで収集できる設定情報などで満足していたのですが、昨今検索エンジンの策略なのか、ミニチュアゲームの話が引っかかってくるようになり、どう考えても日本でのPCのDoWプレイヤーより多いいのです。そしてそれらの方々の知識はネットでの情報をつまみ食いしてきた自分とは違い、Codexなど説明書兼ストーリー背景説明を元にそれぞれの勢力やユニットを全体の流れの中で知識を蓄積されています。そうすると、どうしてもそちらの知識も欲しくなるのですが、美的センスゼロの私ではミニチュアは敷居が高かったのです。(コスト的にもですが)
しかし、最近いわゆる週刊コンバットパトロールという恐ろしいものが発行されました。ミニチュア作成やストーリーを解説する本と一緒にミニチュアや塗装インクも付いてくるというものです。最終的な総額を考えると心配になりますが、週単位で考えると可能な範囲でもあるという、ローン払いのような販売方法です。実際の公式のミニチュアを考えると、それでもかなりお得のようです。そしていままでミニチュアをやってきた人でも付いてくる本がかなりよいという話もあり(日本語化された公式情報は少ないのです。)、とうとう定期購読してしまいました。
今のところ、読み物として楽しみにしていますが、まぁ組み立てるくらいはするか、という段階になって、色ついてないと味気ないなという風になるのはわかっています。幸い、時間と空間という避けられない事象から、とりあえず踏みとどまっています。でも楽しそうなんだよね。趣味は楽しまないと。
というわけで、今後ミニチュアの話も出てくると思います。本来はどちらかというと、興味のある人をDoWに取り込むつもりだったのですが。まぁ別々のものと考えるよりも、すべてを楽しむのがベストということで。ただ、ミニチュアゲームをやってる人に対しても、DoWが楽しいゲームで、どう楽しめばいいのかということを、フォローをしていければいいと思ってい続けていこうと思います。