前回の視界のところでステルスについて話せばよかったのですが、グラフィックを入れたりして結構長くなったのと、どこまで話をするのか難しいところがありました。今回の占領のあとに軽く解説します。
各戦略拠点であるストラテジックポイント(SP)、レリックポイント(RE)、クリティカルポイント(CP)は、占領出来ます。次に基本的な占領ユニットについて話をします。
占領できるユニットは基本的には歩兵です。何を持って歩兵とするのかは難しいところです。これは具体的に話をする必要があります。
まず、例外的なものから話をします。次のユニットは占領できず敵の占領状態を解除だけできるユニットです。占領できるユニットはもちろん解除も出来ます。拠点上に建築物がないことが条件です。ImperialGuardのSentinel、Dark EldarのReaver Jetbike、NecronsのWraithの3ユニットだけです。実は解除スピードが早いという設定があるのですが、バグかなにかで解除スピードはすべてのユニットで一律のようです。これは占領できるユニットも同様です。
次に一般的な考えです。コマンダー系は基本占領出来ません。これも何を持ってコマンダーというかということもすこしありますが、一般的にということで。
あとは個別に見ていったほうが早いです。
まずは特殊な種族でネクロンです。これはビルダーのScarabsだけです。解除だけなら先に説明したWraithが可能です。ちなみにビルダーも基本的に占領は出来ません。ネクロンだけです。ネクロンは他の勢力と経済構造が全く違うので、詳しくは各勢力の説明で行います。
次の種族はできないユニットをあげたほうが早いです。スペースマリーンではGreyKnightsが占領できません。ケイオスマリーンではHorrorSquadができません。オルクではMegaArmouredNobzができません。エルダーではHarlequinsができませんがSeersCouncilはできます。ダークエルダーはWarpBeastが占領出来ません。
逆にインペリアルガードは、GuardsmenとKasrkinとOgrynsしか占領できません。タウも占領できるユニットを指定したほうが早いですね。Stealth Team、FireWarriorTeam、KrootCarnivores、PathfinderTeam、あとはEtherealが召喚するShas’UiBodyguardです。
ちょっと特殊なのがシスターオブバトルで、Missionaryは占領できます。アタッチできるキャラではこれだけだと思います。他は大抵の歩兵で占領できますが、Death-CultAssassinは占領できません。
やっていると感覚的にわかるようになります。ユニットでクリックしてみて、出来ないやつは占領できませんと表示されるのでわかります。ただ、生産を計画する上で占領ユニットがないと話にならないので、一応知っておく必要があります。
あとは占領スピードに差があります。オルクが一番早く、次にインペリアルガード、他は大体同じで、ネクロンだけ遅いです。占領されている拠点を奪い返す過程で、占領解除 -> 旗を立てる -> 占領する、という過程があり、実は旗を立てる時間も差があるのですが、誤差の範囲なんで省略します。
次にアタッチについてです。コマンダーなど単独のユニットには部隊に所属できるようにするボタンがあります。これによりその部隊と一緒に行動するようになります。一緒に行動するとモラルや攻撃力が上がったりすることが多いです。詳しくはなかなか説明にも出てこないです。調べることができれば、各勢力で説明するときに行います。アタッチできる部隊やできない部隊もあるのですが、一般的に特殊な動作や装備を持つものにはアタッチできないと思ってください。ジャンプとか突撃するとか、陣地を作るようなやつです。
また、ワープに関しては、例えばスペースマリーンのターミネーターにアタッチすると、一緒にワープ出来ます。特殊なのがオルクのBigMekで、所属している部隊を自分の能力で一緒にワープすることが出来ます。とりあえず重要なのはこれくらいなので、これらを知っておけば一応大丈夫です。あとは細かいことは個別に理解する必要があります。
ステルスについては、基本的に見えなくなる機能です。基本的にすべての勢力でステルス機能がありますが、大抵は研究を行うことでステルスを獲得します。ただしタウのステルスチームは最初から標準装備しているので、注意が必要です。
ステルスを看破するユニットがいないと、こちらから攻撃できず一方的に攻撃されます。施設やタレットにも看破はあるのですが、大抵の看破能力は視界より小さい範囲なので、やはり一方的に攻撃されることがあります。看破できるユニットには看破できるとユニットの説明にあるので、それを参考にしてください。
勢力ごとのよくある対処としては、スペースマリーンではリスニングポストで生産できるスカルプローブを使う、ケイオスマリーンでは研究でカルティストに看破をつける、エルダーは基本的に看破ユニットが多い、インペリアルガードはHQにあるレーダーかサイカー、ネクロンは何故かスカラベだけど基本はレイス、ダークエルダーの魂ポイントを使ったグローバルスペルで看破の付与、シスターオブバトルはミッショナリーが看破を持っています。オルクは・・・細かいことはきにするな!ということで、基本コマンダー頼りです。バナーもあるのでそんなに困りません。
また、エルダーはウェブゲートという施設の研究で、周囲の施設を隠蔽することができます。また同様に周囲の施設を別のウェブゲートにワープさせることも出来ます。大抵マップで初期のHQの場所は決まっているのですが、エルダーだけは移転することがあるので、注意が必要です。いわゆるエルダーチートです。
次回は戦闘についての基本解説になります。他のRTSとの違い、ボードゲームとの共通性がある部分がこれになるので、是非お付き合いください。